漫遊帖「暦」
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 13人

漫遊帖top  2025春コースリスト  アンケート  ガイド関連web
 

■取材等について■ 取材等のご依頼は、ガイドブックにのせているツアー申し込みの連絡先への直接のアポはご遠慮ください。まちかど漫遊帖事務局または総合プロデューサーるいまま まで。



2020年05月24日

たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える



【たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える】


たまたまながら、Amazonprimeのオススメで流れてきた、映画「感染列島」を観て、緩んでいた意識を引き締めた。

この映画の中では、ウィルス分離もでき、半年後にはワクチンもできてるけど、コビット19はどちらもまだなんだしな・・・。

自粛期間が終わったら、すべてがおわったような気分になるけど、根本的な解決はなにもできてないものね。



藤竜也演じる「仁志先生」と妻夫木聡演じる「松岡医師」が、発生源であるらしい東南アジアの島に渡り、語りあうシーンで、疫学者の仁志先生ががいった言葉、


「(化学薬品で土壌汚染をすすめる)人間は、自分たちの生きる場所を自分たちで汚しとる。ウイルスも人間とおんなじですね。

だって、宿主殺した自分も死ぬのにそれでも宿主殺そうとしとる。矛盾しとると思いませんか?

人間、ウイルスと共にいきることできへんもんやろか? おかしなかんがえやとおもいますか。

僕ね、自分が癌やとわかったころから、そんなこと考えとるんですわ。」

が響く。



この映画の中でパンデミックを起こしているウイルスは「ブレイム」(神の責め苦)と呼ばれている。

もはや、ひとの手ではどうにもならないウイルスを前に、人間はどう動くか?


医療崩壊が起こり、人工呼吸器がたらず、外せば亡くなると分かりながら重症者から器機をはずしていくシーン。

畜産大の若手疫学者には検体もわたさなかったり、彼の発見を政府側の医師が自分たちのもののように言ったり、

封鎖検問をつきやぶってにげたり、買い占めがおこったり、

権威が治療の足をとめさせたり。風評被害で自殺者がでたり、



いま、まさに起きていることが2009年に映画化されていたことにおどろく。




映画のなかに引用されていた、ルターの名言

「たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える」

は、どんな状況にあっても、私たちは私たちができることをひとつひとつ着実にやろう!ということだと思うのだ。




たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える
松岡医師と仁志先生

たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える
WHOメディカルオフィサーの栄子。



タグ :るいまま


漫遊帖top  2025春コースリスト  アンケート  ガイド関連web
 

■取材等について■ 取材等のご依頼は、ガイドブックにのせているツアー申し込みの連絡先への直接のアポはご遠慮ください。まちかど漫遊帖事務局または総合プロデューサーるいまま まで。




Posted by まちかど漫遊帖 at 22:00│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える
    コメント(0)