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2020年05月24日
たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える
【たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える】
たまたまながら、Amazonprimeのオススメで流れてきた、映画「感染列島」を観て、緩んでいた意識を引き締めた。
この映画の中では、ウィルス分離もでき、半年後にはワクチンもできてるけど、コビット19はどちらもまだなんだしな・・・。
自粛期間が終わったら、すべてがおわったような気分になるけど、根本的な解決はなにもできてないものね。
藤竜也演じる「仁志先生」と妻夫木聡演じる「松岡医師」が、発生源であるらしい東南アジアの島に渡り、語りあうシーンで、疫学者の仁志先生ががいった言葉、
「(化学薬品で土壌汚染をすすめる)人間は、自分たちの生きる場所を自分たちで汚しとる。ウイルスも人間とおんなじですね。
だって、宿主殺した自分も死ぬのにそれでも宿主殺そうとしとる。矛盾しとると思いませんか?
人間、ウイルスと共にいきることできへんもんやろか? おかしなかんがえやとおもいますか。
僕ね、自分が癌やとわかったころから、そんなこと考えとるんですわ。」
が響く。
この映画の中でパンデミックを起こしているウイルスは「ブレイム」(神の責め苦)と呼ばれている。
もはや、ひとの手ではどうにもならないウイルスを前に、人間はどう動くか?
医療崩壊が起こり、人工呼吸器がたらず、外せば亡くなると分かりながら重症者から器機をはずしていくシーン。
畜産大の若手疫学者には検体もわたさなかったり、彼の発見を政府側の医師が自分たちのもののように言ったり、
封鎖検問をつきやぶってにげたり、買い占めがおこったり、
権威が治療の足をとめさせたり。風評被害で自殺者がでたり、
いま、まさに起きていることが2009年に映画化されていたことにおどろく。
映画のなかに引用されていた、ルターの名言
「たとえ明日地球上が滅びるとも、今日私は林檎の木を植える」
は、どんな状況にあっても、私たちは私たちができることをひとつひとつ着実にやろう!ということだと思うのだ。

松岡医師と仁志先生

WHOメディカルオフィサーの栄子。
タグ :るいまま
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Posted by まちかど漫遊帖 at 22:00│Comments(0)
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