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2023年04月22日
一つだけ美術館 「茶話しませう」に参りました。
【一つだけ美術館 茶話しませう】
ひとつのものに深くフォーカスする美術館「一つだけ美術館」は、館長(ディレクター)である #よしおかりつこ さんの審美眼がひかる。
今回、よしおかさんがフォーカスしたのは「お茶」。
茶人 #中條晴之 が、3人のお客様と四畳半のお部屋(美術館)で茶を点てながら話をする。
四畳半は、人が集うには一番良き広さ。二畳の茶室では、亭主と客が真剣勝負すぎて、茶人ではないわたしたちには重すぎる。その上、この場は大きな窓から外光が射し込み、和やかな空気が流れる。
お茶はひとなり。
茶席も茶も、亭主の人柄によって場も味も変化する。茶を習うのは、作法を習いながらひとを磨くもの。
昨日から読んでいる織田有楽斎は、「なにより客を饗なすことを重んじ、ついで古人に倣って研鑽する中から創意工夫を生むことを良しとする」と伝えた。
有楽斎の茶室如庵は、利休の茶室待庵よりも、やや広く、明るくなる工夫がなされている。亭主のから相伴者への視線の配慮もぬかりないという。
私たちの前の席は、石臼を作った作家さん、立礼卓を作った作家さん、お茶碗に金継ぎをほどこした作家さん。と、作家さんばかりの三人席。

ものづくりのひとたちだからこその話に盛り上がり、1時間が30分ほどに感じたそう。
今日最後の席だったので、石臼を作った平井さん漆作家の漆原さんが残ってくださって話ははずみ、楽しい茶会となりました。

美術館にいくと、作家さんとつい話し込んだり、年表と感情移入して「ふむふむ、なるほど、そうだったのか!」と声にだしたりして、「お静かに!」と、美術館のお姉さんに叱られがちな私ではありますが、一つだけ美術館の館長りっちゃんはあたたかく最後まで見守ってくれ、
「るいままさん、今日はありがとうございました✨楽し過ぎて、笑い過ぎてヘトヘトです(笑)」と言ってくださり、
ご同席の漆原さんも、
「るいままさん、今日はご一緒させていただき、ありがとうございました!
色々な話が聞け、楽し過ぎて笑い過ぎて、腹筋が痛いです(笑)」
りっちゃん、中條さん、みなさま 素敵な茶会をありがとう。

茶人 中條晴之さん

一つだけ美術館 館長 よしおかりつこさん
■今日のお菓子

■カンカン石の臼で茶を挽く
30分で二人分くらい。大変だね~







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