漫遊帖「暦」
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■取材等について■ 取材等のご依頼は、ガイドブックにのせているツアー申し込みの連絡先への直接のアポはご遠慮ください。まちかど漫遊帖事務局または総合プロデューサーるいまま まで。



2009年06月14日

2009秋・新コース構築(塩江上西地区)

さてさて、まちかど漫遊帖 塩江の新コース構築リポート

山歩きには欠かせない三種の神器。

 スニーカー・日焼け止め・虫除け

これを忘れると、えらいこっちゃになりますからなっ!



これまでも塩江は、安原地区で、文鎮づくりのワークショップのある「しおのえ事始め」コース 

岳八幡や法師が岳を歩く健脚コース、塩江の名所と美味しいものを訪ねる「たっぷり塩江 春の深呼吸」コースと

あふれるアイディアを持つ楠さんによって、いろんなコースが生み出されました。


 

この秋は、安原地区 しおのえ道の駅界隈から少し山にはいった、上西地区の入り口あたりにある「しおのえセカンドステージ」

を中心に、「まち歩き・おいしいもの・温泉・落語」で1コース作ろうと

楠さんや、新しく市民ツアープロデューサーとなった ゆかごんと一緒にうち合わせをしたのが、数日前。



でも、生まれた育った土地でもある安原と違い、楠さんにとって上西は隣町

なかなか、アイディアがわいてこないのよ」ってことで、まちあるき構築1日目は、

楠さんと、「とにかく、おもしろそうなところ全部みてまわってみる!」ことに。



内場池のまわりをぐるりと回ってみますか?と話していたのだけれど、

たぶん、そのコースは、藤川牧場に遊びにくるみなさんは車でぐるりと周り、よく知っているコース。

じゃ、借耕牛のお話をからめたあたりまで歩きましょうとなると、それはそれでちと遠い。



ああでもないこうでもないと歩いていると

るいまま、わたし、ちょっと気になるところがあるんだけど

「どこですか?」

私は すごくおもしろいと思うんだけど、みんなはどう思うか・・・」

これまで、私に数々のカルチャーショックを与えてくれた楠さんが、おもしろいと思うところなら、「私は絶対みたいです!」



てなわけで、草をかき分けまいりましたのが、ここ

 

ここがどこかは、塩江新コースに参加くだされば分かるのですが

ブログで、この写真をみた人たちから

るいまま、あれはアンコールワットか?中国か?」

とのメールがくるほど。

写真でさえそうなんですから、実際に見る衝撃は・・・

あらゆる町に参りましたが、これだけの草をかき分けの探検は、はじめてにございます。(笑)




そのあと、「ここで満天の星を見たら綺麗なんよ」と車で天満ヶ原までのぼり、山から塩江をみて、

「あれが岳八幡ね」と安原方向を確認。

山にあがる途中見た、

小さな土地も美しく耕し、慎ましやかに、でも豊かにくらしている日本の良き暮らしを感じられる集落に向かって車を走らせ、

山間の生活をかいま見ながら、下山の途中に、このあとどうコースを作っていきましょうねと話しているうちにお昼。




とりあえず、ご飯食べてから考えましょうってことで

セカンドステージに頼んであった、「山のお弁当」を試食。



どっしりしたおにぎりに、厚焼き卵焼き。空豆のたいたんや、山菜。

お魚の煮付けとおつけ物。

素朴だけれど、「がんばりなよ!」と力をくれる お弁当です!

今日は、こういう容器ですが、竹の皮につつんで自然の中でたべたいねぇ。




さて、午後からは、内場池周辺をあるいてみることに、

先に、なにか作戦をたてましょうと、地図を広げながら窓の外をみていると

 

楠さん。ここってさ、ヨーロッパみたいよね

対岸のコンクリートの建物があんまり気にならないのは、ここに広がった自然がつくってくれた景色が

あまりに素敵で、ああ、あれが古城であっても、なんな不思議じゃないっすよね。


さっきは、アンコールワットで、今度はヨーロッパですね」と、冗談をいいながら

みんなあまり知らないという細い路地を通り、水べりまでおりて、歩きはじめたのですが



冗談でもないよ・・・


内場池はダムですから、季節によって水量は違うのでしょうが、ここを歩いていると



オゾンが体中にはいってきます。

どこを切り取っても、美しい風景。

 


適度なアップダウンと、不思議さ具合がいい感じに混じり合って




何度かセカンドステージに来ているけれど、ここまで降りたことはなく

楠さんでさえ、「この道は知らなかったわ」

「たぶん、セカンドステージの人たちには当たり前だけれど、外から来た人は喜ぶよ~」




途中、山肌に現れた断層をみながら、

「るいまま、安原あたりまでは讃岐平野の地層なんだけど、このあたりは、もう徳島・高知に近い地層になってるんよ

と、楠さん。


阿波からの借耕牛が渡った場所であり、人が往来したまち。

松平さまもめったに足を踏み入れることはなかったけれど、だからこそ育つ、ここ独特の文化。




いろんなところを歩き回って、約4時間 

「るいまま、すごくイマジネーションがわいてきた! わくわくしてきた!!」

楠さんの顔が明るくなってきました。



もう、ここから先は、楠さんに任せておけば大丈夫、このコースは素敵なものに仕上がって行きます。



***************



アンコールワットのような探検をして、ヨーロッパを思わせる湖畔の異空間をあるき、独特の文化を味わったあと

 

しおのえセカンドステージで、お弁当をたべて、温泉にはいり

   

 
のんびり落語を一席きいていただいて、一日たっぷり遊ぶコースです。


遠くに旅行はいけないけれど、ここで、旅気分を味わってくださいねっ!



    


Posted by まちかど漫遊帖 at 16:07Comments(0)コース構築中

2009年06月13日

まちかど漫遊帖 新コース構築のみなさまへ

■漫遊帖、新コース構築をされているみなさんへ


各地のコースが進んでいます。

香西新コース・しおのえ上西地区コースは、現地の構築がおわり最後の細々な部分の調査にはいっています。

ほかのコースのみなさんで、まだ るいままとの個人面談、コース構築のためのまち歩きが済んでいない方は

早急に、時間の予約をとってくださいまし。



事務局は、土日はお休みとなりますので、るいままに直接ご連絡いただいてOKです。



*****************



各コース進捗具合



・一宮コース

  一回目カルテ事務局に提出済み

  面談、まち歩き構築の予約をいれてください。

・香西新コース

  面談・まち歩き構築終了、細部のつめにかかっています。

  コピーできました。カルテの内容を精査して最終カルテを事務局と私に提出してください。

・しおのえ上西地区コース

  面談・まち歩き構築終了、日程調整、細部のつめにかかっています。

  コピーできました。日程のうち合わせを済ませて最終カルテを事務局と私に提出してください。


・国分寺コース

  面談終了。ガイド研修が未だですが、既存メンバーでコース構築をはじめる予定

  まち歩き構築の日を決めて予約をいれてください。

・学生コース

  面談終了。 6月18日 まち歩き構築

・番町コース

  面談終了。6月17日 まち歩き構築

・奉公さんコース

  面談終了。6月19日 まち歩き構築

・白下コース

  6月13日夜 面談

・杉ノ内コース

  6月14日夜 面談(予定)

・東谷コース

  カルテを提出してくださいね。(日曜日の夜中まで事務局はいないので、私の方に)


  


Posted by まちかど漫遊帖 at 09:12Comments(0)市民ツアーP事務連絡

2009年06月06日

2009秋・新コース構築(香西地区)

まちかど漫遊帖にこられるお客さまは、「食べるのが大好き」「まちや歴史が大好き」「新しいことが大好き」

そして「歩くことが大好き」

漫遊帖市民ツアープロデューサーの大西さんたちが構築する、白峯寺-根香寺を結ぶ遍路道を歩くコースはかなりの健脚コースですが大人気です。

 



本日は、健脚というよりは自然を楽しみながら、その昔、この町を治めた人たちに思いを馳せるコース

往時の人たちが見たであろう場所から、香西を見ます。



香西寺から神宮寺山に向かって歩く道は、大西さんや福家さんたちが、子どもの頃に遊んだ場所でもありまして

その武勇伝を聞いているだけでも、わくわくです。

では、こんな看板をみながら、出発(笑)






■神宮寺山にはいってすぐから並ぶ、四国霊場八十八か寺めぐりの石仏。



ミニ88カ所と呼ばれるところはたくさんありますが、ここは200年ほど前の文化年間に最初のものが作られました。

当時、88カ寺をまわり、無事結願する人は一握りの人たち。

無事に帰った人達が持ち帰った88カ所の砂をつかって、こうした物が各地にできたのです。

その後も、この場所に石仏を奉納する人がたくさんあり、今では700~800の石仏があります。

四国霊場以外にも、いろいろな霊場巡りがあり、山頂には善光寺が。



■法力不動

石仏をみながら歩いていると現れる「法力不動」さん

ここを守る藤谷さんは、毎月5日のご先祖ご命日におまつりをされておりまして、それに遭遇。

まち歩きや、まちかど漫遊帖フォーラムにも来て下さったとかで、「るいままさんやぁ」と声をかけていただきました(笑)



ちゃっかり、お供えのおさがりをお裾分けしていただきました。ありがとうございました。




この形のお墓は仏門に入った方のお墓(法然寺の松平家のお墓も、この形ですな)、相当なお家柄の方であったことが伺われます。



法力不動さんのおまつりは、毎月28日。




■勝賀山

香西寺の山をぬけ善光寺さんの境内にはいったころから見えてくる勝賀山。

この山は364m、屋島より高い山です。

この山頂に香西氏の本丸がございました。

 

勝賀山は、見る場所によって、台形にみえたり、三角に見えたり、表情ゆかたな山です。


こんなに高い山に城があって、守備は確実だけれど、兵糧責めとかには遭わなかったんですかねと話すと

やはりお水とかには、困ったことがあったようです。(そのお話は、コースを歩くときに)

居城は、佐料城。


神宮寺山の頂上からみえる景色は、香西のまちはもちろん、瀬戸内海の屋島・女木島まではっきり見え、

秀吉や長宗我部が、この地を欲しいと思ったのもわかります(笑)



■善光寺の巨石

さて、善光寺の護摩堂の後ろにそびえる巨石



大西さんは、おばあちゃんから「怪力 岩見重太郎が山に向かって投げた」と聞いておりますが、

どうも、投げたというより山に生えているような(笑)



※岩見重太郎というのは、講談によくでてくる、諸国を漫遊しながら大蛇退治や仇討ちなんかをしていた人のようです。


そして、ここからまた四国霊場88カ所を通って、平賀神社で、香西氏と塩江地区とのつながりや

うしおに退治の山田蔵人のお墓がなぜ塩江にあるんだろうなど、いろんなお話を聞きながら下山。


あとは香西寺でのサプライズも。


まだまだ、コースが構築できるまでに時間はかかりますが、楽しいコースですよ~

  


Posted by まちかど漫遊帖 at 23:34Comments(0)コース構築中

2009年06月06日

2009秋・新コース構築(塩江地区)


今日は、しおのえで ゆかごんたちとうち合わせ。



まちかど漫遊帖の楠さんと、塩江時遊のゆかごん&ちっちに集まっていただきまして 

まち歩きコースと、滞在型コースを組み合わせた、新しいコースを構築しておりました。



塩江、塩江と簡単に言いますが、楠さんは「安原地区」、ゆかごんたちのセカンドステージは「上西地区」

それぞれの特色も違います。


まちというのは、小さな単位になるほど、魅力がぎゅっと凝縮されてきます。


今年の、まちかど漫遊帖の新しい目標は、そのぎゅっと凝縮された魅力を「結んでいくこと」

たくさんの町や地区に、まち歩きコースや滞在型コースが生まれ、メニューも増えましたから

お客さまに、ゆっくり遊んでいただけるコースを作っております。



このコースのキーワードは「まち歩き」「人」「温泉」「食」「芸術」  贅沢ですな。(笑)



4人で雑談的に話していると、案はどんどん浮かびます。

わからないことは聞けばいいし、足らないところは補いあえばいいし、妄想だと言われても、それを実行に移すことができれば

妄想ではなくなりますから。



結局、新しいことというのは、「人」の「やる気」と「思い」から、いろんなことは生まれるんですよ。

だから、人の心を無視してはいけない

むざむざと傷つけたり、上から押さえつけたりしてはいけない。





私たちの一番の姉でもある楠さんが、実は一番お転婆であるということがわかった、抱腹絶倒の3時間でございました~。






もう一つ、結びます! お楽しみに~

  


Posted by まちかど漫遊帖 at 23:30Comments(0)コース構築中

2009年06月02日

無事 終了しました!

「まちかど漫遊帖2009 春の巻」 無事終了しました。

ご参加くださいました みなさま。

ご協力頂きました、お店・施設のみなさま。

ほんとにありがとうございました。


まちかど漫遊帖 市民ツアープロデューサー一同 感謝感謝のこころでいっぱいです。




今年は、はじめての「特別な日の漫遊帖」を設置しまして、コンシエルジュの太田みかちゃんのおかげで、いろんなコースが特別編として催行されました。

5月30日は、「感じる味わう さぬき漆」の特別催行。

当日の様子はこんな感じです~








まちかど漫遊帖2009 秋編の準備は、もうはじまっておりまして、

5月31日には、新しいコースを構築するみなさまと、るいままの「個別面談」でした。



人の数だけ「まち歩き」はある!


ほんとに、どれひとつ同じものがないのが、まち歩きです。



まちかど漫遊帖2009年 秋は、10月からの開催予定。

どうぞお楽しみに~


  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:42Comments(1)お知らせ