漫遊帖「暦」
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■取材等について■ 取材等のご依頼は、ガイドブックにのせているツアー申し込みの連絡先への直接のアポはご遠慮ください。まちかど漫遊帖事務局または総合プロデューサーるいまま まで。



2023年05月31日

宇多津圓通寺 本番前お稽古と茶会準備



宇多津圓通寺 素心庵で ちいおり盆点前チームのお稽古。








とても涼しく、きもちいい。




今日は、女将がお弁当も差し入れてくれて、のどかなお茶事。







【今日のお菓子】

公楽のご亭主が作ってくださったういろう


チーズケーキ



新茶かまど






ちいおり盆点前の稽古のあと、6/3 #宇多津圓通寺回遊茶会 の会場準備。

素心庵も、公楽のお食事席も、雪女の和室も、立礼席も準備OK…のはず













ご住職、土曜日、よろしくお願いします!




持ってくるもの。
立礼卓
水屋卓
トイレ手拭き
硫酸紙
オランダ水指
くろもじ大
菓子用竹筒

湯沸かしポット
椅子  


Posted by まちかど漫遊帖 at 17:18Comments(0)ガイドリポートるいまま

2023年05月29日

素敵なマダム



【素敵なマダム】

まちかど漫遊帖2023春 カーネーションコースにご参加いただいた、この青いドレスのマダムは、ピアニスト #長田順子 さんの母上。



順ちゃんのご両親は、なんと邦楽の演奏家。

マダムに、いまは演奏会と言えばホールになるけど、茶室る庵のような土と木で出来ている建物は、お琴の演奏にむいているんですよ。こんなところで演奏してみたいわと言っていただく。

ありがたや。




2021年4月、まだ整備途中の茶室る庵で、木村園代さんと演った 音楽と言葉「久米仙の通う吉野や春の川」。



https://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1237090.html

あのとき、来てくださったお客様が、こんなに間近に琴や三味線の音を聴け感動しましたと言ってくださったことを思い出す。

園代さんには、次作も必ず作りますからと言いながら、私の筆がまるで間に合ってない。あぁ、申し訳ない。
  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:18Comments(0)るいまま

2023年05月22日

残月亭数寄者茶会 リンドバーグ翼の日茶会 5/21記録



【残月亭数寄者茶会 リンドバーグ翼の日茶会 5/21記録】

96年前、#リンドバーグ がニューヨークから飛び立ちパリに向かって大西洋横断をした5月21日に開催された春の漫遊帖 #残月亭数寄者茶会「#リンドバーグ翼の日茶会」。



茶人はなかなか纏まらなかったけど大丈夫かなと心配してましたが、開いてみると、どのお席もお客さま自身が楽しみを見つけてくださり、楽しい茶会となりました。

テーマとなった見果てぬ夢は、以下の形で表現。

茶碗はすべて、空を思わせるブルー。

多田さんの持つ水色の茶碗はニューヨーク在住の作家作、洋子ちゃんの持つ小ぶりの手描き模様の椀はパリの作家作。正にリンドバーグの航路。




#パティスリースミダ の主菓子は、フランス菓子。茶人からのテーマを受け空に向かう翼が生えています。



干菓子となるスカイブルーのマカロンは渡り鳥の描かれた菓子器にもられました。パティスリースミダのマカロンはフランスの老舗菓子店ダロワイヨと同じくたっぷりのサイズ。






手取釜の蓋には鳳凰がとまっております。




この日のお料理は、宇多津 #料亭公楽の押し寿司。リンドバーグがパリに到着したときのパーティはサンドイッチで祝されたそうですと話したのをヒントにしてくださいました。



茶会のお食事らしく甘すぎず、でもたくさんの材がかくされた贅沢な一品。

ずんだ豆腐に出汁のきいたつゆがかかった椀物も美味しい。


濃茶は、星野園 #緑の昔(武者小路千家 千宗屋若宗匠御好)
薄茶は、原ヲビヤ園 #青雲。

今回は私が別件でバタバタしており茶人に茶の選定をお任せしましたから、みなさまいつも以上に美味しいお茶(笑)

コロナもあけ、濃茶は3人ずつの回しのみ。石州流を模して飲み口を回し3枚のプロペラのような模様ができました。



但し、リンドバーグが乗ったスピリット・オブ・セントルイス号のプロペラは2枚(笑)

床には、成功を喜ぶ吉兆の雲「祥雲」がかかりました。




1席目は、仲のいいお友だちや母娘で参加くださって和やかに賑やかに。



このお写真に小学生がいると気づくひとは少ないかもしれませんが、誰よりもスラリとしてクールな小学生、初めての濃茶も美味しかったそう。


2席目は、先日の佐々木良くんの公演のときにご案内して来てくださることになった、さえちゃんまりちゃんの番町ガールズが場をもりあげてくださり、笑いが耐えない席に。



私と奈美ちゃんもご同席させていただきました。





3席目は、夕方17:30から。席もしっとりした雰囲気。



公楽の女将も涼やかなお着物で着てくれ、初夏の風情。



この日使った薄茶の茶入と木に藍をかけたお茶椀を作家 #北村真梨子 さんもきてくださり、最後の席はゆっくりと時間がながれました。



半年に一度の、まちかど漫遊帖 残月亭数寄者茶会は、茶人 中條 晴之 、菓子 住田 俊二 が作り出す、古典を尊びながらも自由で豊かな発想の、決まり事に縛られない茶会。

記録を書くたび、そんな茶会なら行きたかったとよく言われます。次こそ是非に。

では、また秋に。






  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:18Comments(0)ガイドリポートるいまま

2023年05月19日

田井先生、一緒に飲みましょな。



【献杯】

田井先生に会ってきました。

微笑むように眠る先生に「先生、フルーツ押しの理由教えてくれるはずやったやん」と声をかけると、「それはですね」と今にも起き上がりそうな雰囲気。

奥様や、まだ年若い子どもたちを見るといたたまれない思いにもなるけれど、みなさん気丈にお客様の対応をされていて、

「ほんとに良いご家族に囲まれていたんだね、先生」と言うと、照れたような顔をされた。

子どもの友だちを呼んでバーベキューをしたときの話、大変なんですからといいながら、とても嬉しそうな顔だったのを思い出す。

斎場からの帰り、最後まで田井先生の秘書役をしてくれた、漫遊帖のサンガワさんと、田井先生のコースにも参加くださっていた大坪さんの3人で、茶室る庵で献杯。

田井先生、ありがとうございました。約束どおり一緒に飲みましょな。お茶やけど許してな。




  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:18Comments(0)お知らせるいまま

2023年05月18日

中止のお知らせ 5/27 田井先生の走ることを躊躇している人へのランニング講座




まちかど漫遊帖2023春 5月27日(土)開催予定の

「田井先生の走ることを躊躇している人へのランニング講座」

は都合により中止となりました。

たくさんのお申し込みありがとうございました。






  


Posted by まちかど漫遊帖 at 15:30Comments(0)お知らせ

2023年05月14日

茶室る庵 佐々木良手ほどき 5/13記録。

まちかど漫遊帖2023 佐々木良手ほどき 5/13記録。

今回は聖徳太子でいく予定だったのですが、現代奈良弁でかかれた令和万葉集 「愛するよりも愛されたい」が、この半年で大化けし、

良くんが考えてもいなかったことが次々起こり、コロナ支援金10万でつくり、家賃4000円の事務所で、社長兼作家兼デザイナー事務兼校閲兼配本兼とひとりでやっていた、高松の極小出版社 万葉社は、社長が倒れるほどの大騒動。

万葉社がほしいほしいという大手を尻目に、社長は、やっぱりひとりで自分のペースでやることを選び、男気を見せました。

てなわけで、令和万葉集2巻は、少々出版が遅れましたが、来週には入稿予定。


■佐々木良の手ほどき 1席目。

日本で6番目の売上となった「#愛するよりも愛されたい!」 とうとうフランスの新聞に訳が載ることになりました。

#万葉社 社長兼作家兼デザイナー兼校閲兼営業 佐々木良、躍進中。

NHKはもちろん全キー局も主要新聞社も取材にきて、名だたるニュース番組に特集され、日本を代表する本となったのに、なぜか地元マスコミは取材に来ないという不思議な逆転現象は起こってるけど(笑)

ええがな。うちらの佐々木良であることは変わりないし、スピードが速すぎるからやろ(笑)









作家は 演台をはなれみなさんの中に入り、お話にも熱がこもってきました。



現代奈良弁 令和万葉集 2巻が明後日入稿となります。それに先立ち、作家自身が解説中。またまた、会場爆笑(笑)



佐々木良の手ほどき 1席目 無事終了。みなさま、ありがとうございました。
楽しかった!




■佐々木良の手ほどき 2席目はじまりました。



情の部分で書かれた万葉集だけではなく、古事記や日本書紀を読むと時代背景がよくわかる。聖徳太子の歌から、太子の優しさが読みとれる。



佐々木良の手ほどき 2席も 無事終了〜 みなさま、また秋に〜




お手伝いしてくれた洋子ちゃん、今出くん、ふみえちゃんと、軽く打ち上げして 解散。




…………………














  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:18Comments(0)るいまま

2023年05月11日

潟元に貿易港があった説!



【潟元!】

香西コミセンで1年間 講座を持つことになった城ガール。本日、第一回目の講義にいくということで、朝、新豆と一緒に寄ってくれたので、「帰りに茶飲みにきて様子聞かせて」といっておいたら、シロナガスクジラとやってきた(笑)




戦国時代、現在の高松近郊の二大勢力 だった #十河氏勢 と #香西氏勢 。目と鼻の先に城を構えたりして、いったいどんな状況だったんだと謎も多いが、

私は「戦国時代といえどひととひとの繋がり、互いに折り合いをつけながらやっていた」という #城ガール説 が好きなんだが、戦国の世はもっとシビアなものだったという説もあり、話は尽きない。

今日、一番の興味は「潟元」にあった港の話。

ここが讃岐の戦国時代のキーになるのではないかと、城ガールのバディ かもね氏も話しているそうで、

潟元港のひとたちは貿易によって、かなりのお金をもっていたらしく、それは正に堺じゃんよ!なる。

しかし、堺の町衆は武士をもしのぐ勢力を作ったけど、潟元の町衆はどこにいったんだろう?

小さな糸口から想像を膨らましながら、城ガールと話をしていると時間はいくらあっても足りず、また かもね氏との調査が進んだら教えてちょうだいと見送った。

漫遊帖してて、良かった〜

500年以上前の讃岐。どんなひとたちが暮らしてたんだろうね。





  


Posted by まちかど漫遊帖 at 12:18Comments(0)まち歩き情報るいまま

2023年05月10日

高松まちかど漫遊帖 総会



【まちかど漫遊帖 総会】

コロナも明け、漫遊帖の年に一度の総会も無事開催。

漫遊帖の現会長やぶうちは宿屋の女将ゆえ、コロナの間は大変な時期もあったはず。コロナ明けはとにかくいそがしくなって、めでたし!

副会長の十河さんは老人をたくさん抱える一家の長で突発的なとこは多々起こる。

で、今回は、会計監査報告をする楠さんをのぞけば、漫遊帖で一番わかい若林が会長代理で司会をすることになり、事務局から朝の8時に頼まれたらしい(笑)




総会の司会は、決まった流れがあるので事務局が準備した式次第によって、若林も無事任務終了。ご苦労さん。

漫遊帖の場合、そのあとの意見交換のほうが長いのよ。








18年もやっていれば、いろんなことはあって、少々のことでは動じないし、だからコロナ期間中も慌てることなくガイドさんたちは粛々とコース催行を進められたんだけど、

出来上がったものをみると簡単そうにみえることも、その裏では大変な思いがあることを、高松市が新体制になるたびにお伝えしとかないといかんので、

今期は、そこをお伝えできるようガイドさんたちの悩みや、公的なシステムが変化して困ったことなどをお話していただき、

ガイドさんというよりは、高松市の漫遊帖担当のみなさんと漫遊帖のみなさんの距離を縮める総会となりました。

高松市の観光課の漫遊帖担当は、歴代ハンサムと美女が多く、今回もお写真の通りでございます。



今期も、よろしくお願いします。

  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:18Comments(0)お知らせ

2023年05月04日

高松ミュージックブルー2023 5/4記録

高松ミュージックブルー2023。

亀井町 燦庫 会場の香川大学ジャズ研ステージで、ドラマーこうちゃんの勇姿をみた感動を胸に、商店街を北上し、音楽三昧な1日の記録。

■香川大学ジャズ研部分はこちら
https://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1317730.html

【ダッパーサクセーバーズ】

南新町 あなぶき興産モデルルーム前会場 のダッパーサクセーバーズは、ひとが通るのも大変なにぎわい。安定の演奏。








フルイカズキ くんを聞こうと しごとぷらざ前会場 に向かう途中、丸亀町グリーン会場 ですごいバンドネオンとヴァイオリンが聴こえてきた。



バンドネオンは #田ノ岡三郎 。ヴァイオリンはReinaKitada。


司会のみかちゃんが、お久しぶり!と声をかけてくれ、

「これはお得だよ!田ノ岡さんは、このあともいろんなひととユニットくんで演奏するから」と教えてくれる。

ついでに、明日のサンポート会場の見どころもきいて、次へ。

#フルイカズキ くんのステージは、とてもあたたかい雰囲気で、ベンチに座ったひとたちが手拍子してた。




【大西市長 古川理事長】

高松ミュージックブルーフェス2023 で、大西くんご夫妻に会う。



大変な1年間だったねご苦労さまと話し、記念撮影をしてるところに、丸亀町の元ワルガキのイケオジも通りかかり、3人で記念撮影。



6/24 るいまま組 音楽と言葉「壁の鏡とおひめさま」at むれ洲崎寺 も来てよ~と、ちゃっかり営業して解散(笑)


【丸亀町壱番街ドーム広場】

壱番街ドーム広場会場にくると、リハーサルが終わり、マルセロ木村+酒井麻生代デュオの始まるところ。



ピアノに #伊藤志宏 が入っていて、これまたお得なプログラム。



ベンチにはぎっしりのひと。

こちらの会場の司会は、我らがかっしー




【#ファミーユサクソフォンカルテット】

兵庫町 香川銀行前会場 のファミーユ。

銀行が工事中ゆえ、後ろがやや雑多な感じですが、それをも吹き飛ばす風太LOVEのみなさまが会場をもりあげてくれ、MCきんじさんも快調に喋る喋る(笑)










今年のミュージックブルーは、いろんなひとに会えて、いっぱい喋って、ああコロナあけたなぁと実感。


みゃう


アンリちゃん


スフィアースゲートのちいちゃん。お店以外で会うのは希少。


みかちゃん。丸亀町グリーン会場の司会お疲れさま。


1月13日生まれの会 ビーテンさんとはじめて話す。


鹿庭さん、ありがとう!

ミュージシャンのみなさんも、去年も演奏はしたけれど、あたまの片隅に常に何かを抱えなくてはいけなかった。けど、今年はおもいっきり演奏できることに幸せを感じると語ってらした。


つい昨日聞いたyoutube #ラジオ面々 で、

「自由に描きたいものを描いてくださいというと、自由ってなんだ?と考えてしまう。ひとからお題をもらうと緊張感が違う」と話していた #山口一郎 さんが、

丸亀町壱番街ドームで 高松ミュージックブルーフェス2023 の青い鳥 を描いていた。








本日最後の 高松ミュージックブルーフェス2023 は、丸亀町壱番街ドーム。

jazzヴァイオリン高橋誠、jazzピアノ伊藤志宏、jazzフラメンコギター高木潤一、タップダンス清水夏生。

圧巻!






高松ミュージックブルー2023

明日 5月5日は、会場をサンポート、JR高松駅、玉藻公園周辺に移し 12:00より開催。

サンポート石のステージの最後 17:00から演奏する ギラ・ジルカ Super Soul jazzは、絶対聴き逃さない!



#TAKAMATSUMUSICBLUE  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:18Comments(0)まちの情報

2023年05月01日

壺中の宴 インチキ茶会 at Ns collection



【壺中の宴 インチキ茶会】

国分寺にできた #Nscollection の #インチキ茶会 へ。先の席に入っていたヒロセさんが、多くは語らなかった意味が、席にとおりわかりました(笑)

使われたお道具は、ただいま開催中の #フクモ陶器個展「#壺中の宴」で展示されているフクモの謎の陶器たち。

フクモの社長が世界中から集めた腕利きの職人に作らせた「役に立たない、そもそも道具として成り立たないもの」とは言うけれど、これで茶会をしようというのは、フクモと茶人の勝負としか言いようがこざいません。

インチキ茶会の席主は、茶人 #中山福太朗 さん。




一服目は、滝のように流れる茶碗から、それぞれの碗に注がれる新しき茶の湯の形を、もっと新しくしたような一座建立。











こんなお茶碗欲しいけど売り物じゃないんでしょ?と言う方がおりましたが、

残念ながら、すでに買われた方がおりましてとのこと。誰だとは申しませんが、想像つくでしょう?

お菓子は、ほんのりあたたかい染付のお饅頭。赤いマニュキュアを施した女の手が添えられております(笑)




二服目は、お好きなお茶碗でとのこと。どれもこれも癖が強いお茶碗でございましたが(笑)、



みなさま、果敢に挑戦され、それが若さですわね。私はごくごくシンプルにって、こんな茶溜まり知らんわ。ほかがアバンギャルドすぎて、普通に見えるだけ(笑)






何から何まで挑戦的で不気味で、でも美しく巧妙。何度も仰天しながらの一時間、たのしゅうございました。

お茶会は、本日のみですが、フクモ陶器個展「壺中の宴」は、5月7日まで。Nscollectionは、国分寺 UTSUMIoriental(片岡物産)の西裏。

こんなお茶会、是非とも、またしてくださいね。

  


Posted by まちかど漫遊帖 at 18:18Comments(0)るいまま